成田、第1PTBを来年6月初旬に供用開始へ

  • 2005年6月29日
 成田国際空港(NAA)は第1旅客ターミナルビルのリニューアルを実施しているが、南ウィング、および第5サテライトの供用開始時期を2006年6月初旬とする。これまでは2006年夏の供用開始としていたが、改修工事の具体的な目処が立ったもの。供用が開始されるのは南ウイングの地下1Fから地上5階、および第5サテライトの地上4F部分で、延床面積は改修前の18万平米から2.4倍となる44万平米となる。この施設を使用する航空会社は既に発表されているが全日空(NH)、ユナイテッド航空(UA)、アシアナ航空(OZ)、シンガポール航空(SQ)をはじめとするスターアライアンス加盟会社などを予定している。
 施設の特徴としてはチェックイン後の荷物搬送ベルトコンベア上に爆発物見地装置を組み込む受託手荷物のセキュリティ検査であるインラインスクリーニングシステムを導入。また、国内線施設を併設しており、ターミナル内の国際線/国内線の乗り継ぎ時間、移動距離が短縮できる。