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成田、CS向上で空港スタッフ行動目標を設定、推進組織を設置

  • 2005年6月28日
 成田空港CS協議会はこのほど、空港全体の行動目標「CSカルテット(四重奏)」を設定、およびCSの推進組織「CS PRONET」を設置した。CSカルテットは、空港スタッフに求められるCS意識を明確にし、CS推進活動に取組むためなどの目的から設置したもの。具体的には、心のこもった挨拶と明るい笑顔を心掛けること、空港利用者の気持ちを汲み取り行動すること、思い出に残るような旅の手伝いを目指し快適な空間と柔軟な時間を演出すること、および空港スタッフ全員がひとつのファミリーとなり空港利用者をもてなすことの4つ。空港スタッフへは、カルテットが書かれた名刺サイズの印刷物を配布するほか、ポスター、ホームページなどを通して周知する。そのほか、CSカルテットを活かし、CS協議会、および推進組織である「CS PRONET」が9月と3月の2回、取組み状況の検証を予定するなど、CS推進活動を進める予定だ。
 また、CS PRONETの設置は、CIQ、航空会社、店舗やサービスなどの各機関が抱えるCS上の課題、利用者からの意見をCS協議会へ反映するための体制作りなどを目的とする。各機関の中核的社員を中心に構成されるCS PRONETリーダー、フロントなどのスタッフを中心に構成されるCS PRONETリーダーの2部構成で活動する。