ラスベガス、MICE需要が堅調、オーガナイザー向けセミナーを実施

  • 2005年6月16日
 ラスベガスへのインセンティブ、および社員旅行の需要が堅調に推移している。ラスベガス観光局、ネバダ州政府観光局日本・アジア地区代表の岡田恭輔氏によると、現在までのところ2000名規模の団体が7組、500名から1000名規模が約8組、300名から500名が30組、それ以下の人数グループのものが30組以上、インセンティブ、社員旅行を実施する計画があるという。岡田氏は「9.11のリバウンドで訪問しているケースも多い。また、ウィン・ラスベガスのオープンなど、ハイ・グレードのホテル開業ニュースなど、話題が豊富な年」と好調な要因をあげる。
 また、ラスベガス観光局はジェイティービー、およびオーガナイザーを対象に、インセンティブ、および社員旅行セミナーを開催。JTB東日本海外旅行仕入販売部団体販売課長の永井正明氏は「MICE関係事業を積極的に強化している。ラスベガスは注目のデスティネーションであり、販売強化していく」と語り、出席した約50名のオーガナイザーに向けてアピール。来日したラスベガス観光局MICE担当セールス・エグゼクティブのコニー・ジャレット氏は「日本はトップ5に入る、重要なデスティネーション」と、日本マーケットの重要性を強調。岡田氏はセミナーで、デスティネーションの魅力として、プロパティのロケーションの良さ、充実度、および治安の良さ、アクティビティの豊富さなどの魅力を訴えた。