カナダ・アルバータ、観光ミッションが来日、夏のハイキング需要が好調

  • 2005年6月7日
 アルバータ州観光公社からこのほど、観光ミッションが来日し、カナダ観光局(CTC)と共同で、レセプションを開催した。アルバータ州観光公社ディレクターの小西美砂江氏は、「ナイアガラ、ロッキー、バンクーバーを初めて訪れる旅行者が増加していることに加え、夏期のハイキングを目的として訪れるリピーターも堅調」とアルバータ州を訪れる日本人訪問者の傾向を述べた。今後は、初心者から上級者までのハイカーが望む情報の提供を強化し、旅行会社や一般消費者向けに観光公社のホームページ内容の充実を図るほか、リピーターが十分な情報を入手できるよう、旅行会社に詳細な情報の提供に努める。また、「今年はアルバータ州創立100周年を迎える記念すべき年。これに伴い900を超えるイベントを開催する」ことから、現地を訪れた時に旅の魅力が増えるよう、現地イベント情報を旅行会社に提供し、旅行者へ伝えてもらう考え。
 カナダ観光局(CTC)日本代表のサイモン・ピット氏は「カナダ全土への日本人訪問者は好調」と語り、「州とのパートナーシップに基づいてのもの」とアルバータ州観光公社との関係の重要性をアピール。「今後は冬のオフ期のジャスパーをCTCとしてもプロモーションしていきたい」と語り、カナダ人やアメリカ人に人気のある、フェアモント・ジャスパー・パーク・ロッジでのクリスマス向けのアクティビティ体験などを紹介した。