TIJ、17年度も4本柱を軸に事業展開、北大の観光大学院設立に支援

  • 2005年6月6日
 日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)はこのほど、第5回通常総会を開催、17年度事業などを承認した。17年度事業はTIJが事業展開の基盤とする休暇改革、訪日ツーリズム、広報啓蒙、産学連携の4本柱を軸に展開する。休暇改革事業では秋休みキャンペーンを主軸として昨年に引き続き旅行各社の秋休み商品造成の促進、また認知度30%までに向上することを目指すほか、ゆとり休暇取得運動の支援、海の月間の活性化などを支援する。訪日ツーリズムではVJCとの連携や外国人旅行者一人歩き支援などをベースとしてインバウンド・シンポジウムの開催を計画しているほか、広報・啓蒙事業では12月にツーリズムサミットを開催する。
 また、現在、一橋大学において寄附講義を実施し、産学連携を進めているが、観光専門職大学院の設立に向けても取り組む。この第一号として平成18年4月開設を目指し北海道大学が取り組んでいるが、これにTIJとして全面的な支援を行う。