ニュー・サウス・ウェールズ（NSＷ）州政府観光局はこのほど、シドニーを代表する芸術家やシェフなど5人の使節団が来日、「ディスカバー・シドニー・スタイル（Discover Sydney Style）」をコンセプトにアピールした。NSW州観光・スポーツ・娯楽担当大臣、女性問題担当大臣のサンダラ・ノリ氏は、「仕事前にビーチを歩き、仕事後にビーチで寛ぎ、時にはオペラハウスにあるレストランでハーバーを望みながらディナーをとるなど、シドニーの過ごしかたを実感して欲しい」と語り、シドニーっ子のライフ・スタイル、アクティビティなどを紹介した。
　NSW州への2004年の日本人訪問者数は03年比10.4％増の約30万人で、「日本と協力し、観光産業を伸ばしたい」と今後の観光促進に期待を示した。使節団は5月27日から6月3日までの「シドニー・ウィーク」に合わせて来日。愛・地球博の万博会場では、NSW州とシドニーの観光プロモーションを展開。ここでは州内で新たに醸造したワインレーベルの発表会が開催されたほか、MICE、およびオリンピック会場を利用したスポーツイベントのデスティネーションとしての魅力を会場で広く訴えた。