中国・湖南省張家界市、世界遺産をはじめとする自然と民族の魅力紹介

  • 2005年5月31日
 中国の湖南省張家界市の観光使節団30名がこのほど来日、業関係者に説明会を実施。張家界市の風俗の魅力をはじめ、インフラ、新たな観光素材などを紹介した。昨年の張家界を訪れた外国人は30万人以上。観光の中心はユネスコ世界自然遺産に登録されている武陵源景勝区の大自然で、369平方メートルのエリアに石英砂岩からなる3000の奇岩が林立し、800の清渓が流れる峡谷という景勝地めぐりが特徴だ。この観光素材を柱に、今後は、鍾乳洞、19の少数民族、ハイキング、川くだり、温泉や固化自然保護区の動物などの魅力も紹介していく。また、長さ7キロメートルの天門山ロープウェーが近く完成する予定で、開業すると世界最長となる。観光インフラの整備も進んでおり、市内のホテル、旅館数のランク内訳では5ッ星ホテルが1軒建設中、4ッ星が2軒、3ッ星が19軒あり、全体で400軒、ベッド数は1万ベッドだ。
 なお、張家界市人民政府はホームページを設け、市内6ヶ所にカメラを設置。ホームページからライブ画像を楽しむことができる。