関空、展望ホールが航空テーマパークにリニューアル、レストランで挙式も

  • 2005年5月20日
 関西国際空港に7月9日、展望ホールSky Viewが航空テーマパークとしてリニューアルする。コンセプトは「遊べる」、「エコ愛ランド」で、アミューズメントやショッピング、航空関連の体験に加え、環境の重要性を学ぶ施設が整えられる。
 アミューズメントフロアは関空の歴史や、開港当初の大型模型などを展示するほか、旅客機の魅力ゾーンではシミュレーターを設置し、パイロット体験ができる。空の仕事体験ゾーンは最新鋭機のコックピット、客室、コントロールタワーを原寸大で再現し、レンタル衣装で記念撮影をすることもできる。小さい子供向けには竜の子プロダクションと共同で製作したキャラクター「スカイキッズ・ブービー」の活躍ぶりを見ることができるほか、プレイルームも用意している。ショッピングプロアではJALショップ、ANAショップのほか、航空関連ショップが集結し、書籍なども取り揃える。
 また、レストランフロアでは国際線の機内食を楽しむことができる。食事は5種類で、ビジネスクラス、エコノミークラス、お子様用のほか、コンコルドコースとファーストクラスコースがあるが、後者の2コースは前日までに予約が必要。飛行機の離発着を眺めながら高級感のある料理を堪能できるよう、レストラン内は落ち着いた雰囲気にまとめた。また、この施設で結婚式を挙げることもできる。

 なお、オープニングイベントとして7月9日にはFM802でライブ生中継などを予定しているほか、関西在住の権田直博氏の「ねんどドローイング」をテーマ「Sky View空の眺め」を展示する。