チェコ、プラハからのエクスカーションを提案、05年は35%増を目指す

  • 2005年5月13日
 チェコ政府観光局は、2005年の日本人訪問者数を35%増となる18万4000人を目指す。2004年の日本人訪問者数は13万6237人を記録しており、このほど開催された旅行会社対象のセミナーの席上で、チェコ政観日本代表の沖中繁男氏は「現在のところは、堅調に推移。他の東欧諸国と組み合わせた周遊型に加え、プラハからのエクスカーションを提案したい」とコメント。また、チェコをはじめ、中央ボヘミア地方の観光スポットは、個人旅行で動く場合、交通の便が悪いことから、旅行会社のオプショナルツアーとして設定できると考えており、プラハから訪問できる観光素材を紹介する。例えば、日本でも知られるスメタナ、ドボルザークに関連する場所を巡る旅にくわえ、テーマとしては古城巡り、メルニック周辺のチェコワインの酒蔵訪問、毎年6月に開催する中世の騎士祭り「バラ祭り」など、魅力あるイベント、チェコの文化を含んだ素材が豊富だ。
 なお、チェコ政観は今冬、フォトコンテストの実施を予定している。特に、閑散期となる11月から3月までの需要喚起を目指す考え。