東京海上日動、10月から海外旅行保険の補償対象を拡大

  • 2005年5月12日
 東京海上日動火災保険は10月1日から、海外旅行保険の補償対象を拡大した商品を発売する。特徴は偶然事故対応費用担保特約を付帯し、海外旅行中に予想不可能な偶然な事故に遭遇した場合、それに生じた費用を補償するもの。なお、この偶然の事故とは公的機関、交通機関等から発生の証明を取り付けられるものが対象。例えば、乗車予定の列車が事故の発生で運行を中止し、代替手段として目的地までタクシーを利用したことで生じる追加の交通費、旅行中に事故に遭遇してオプショナルツアー等に参加できないことで生じたキャンセル料、または財布の盗難でクレジットカード等の不正使用を防止するための連絡として発生した国際電話料などが想定されている。なお、いずれの場合も鉄道会社、病院、警察等からの証明書が必要となる。
 また、消費者の個々のケースに応じて死亡補償なしのケースなどを設定しているほか、搭乗した航空機が着陸地を変更した場合に生じる追加の交通費、ホテル料金も新たに補償対象としている。