6J、NHと業務提携、産業再生機構保有の株式を一部譲渡

  • 2005年4月28日
 スカイネットアジア航空(6J)はこのほど、全日空(NH)と機体整備を主軸とした業務提携を決定した。これにより、産業再生機構が保有する株式、57%のうち、14.99%をNHへ譲渡する。機構が業務提携航空会社を選定、業務提携先をNHに決定した。42%の株式を保有する機構は今後も、経営権を維持する予定だ。
 また、7月1日から、原油価格の高騰を理由として運賃を1名あたり300円引き上げる。6Jはこれまで、営業努力、サービス削減などでコスト増の吸収を試みてきたが、原油価格価格が長期的に高止まりが進むと予想し、運賃値上げに踏み切る。