カナダ・オンタリオ、観光ミッション来日、今年は10%増を目指す

  • 2005年4月26日
 カナダ・オンタリオ州政府ツーリズム&リクリエーション省副大臣のビル・アレン氏をはじめとする観光ミッションが来日し、日本の旅行業界関係者を集めたレセプションが開催された。アレン氏は、「オンタリオ州へは25万人強の日本人訪問者が訪れており、2005年は10%の増加が見込まれる」と堅調な日本マーケットへの強い期待を示し、オンタリオ州の3年にわたるマーケティング戦略が実ったことに対し、日本の旅行業界関係者の協力体制に感謝すると共に、更なる関係強化を求めた。アレン氏はオンタリオ州での滞在方法として、特に40代から60代のロングステイを考える女性をターゲットに料理やガーデニング教室の体験を提案するほか、ワイナリー巡りなどもカナダや米国の女性から注目されている現状を紹介。そのほか、トロントの滞在日数はこれまでの平均1泊から2泊へと伸びていることから、都市部やナイアガラ観賞に加え、ナイアガラ・エリアに約80ヶ所点在するというワイナリーやアルゴンキン州立公園へも訪れる旅行を勧めた。