アマデウス、XMLベースの簡易版開発ツールキットを発表、年内20社目標

  • 2005年4月26日
 アマデウス・ジャパンはこのほど、日本で開発した新商品「1A-XML」を発表した。この「1A-XML」はアマデウスAPI(Application Program Interface)の簡易版。アマデウスAPIはアマデウスホストとの通信機能を提供する最上級の開発ツールだが、「1A-XML」はサイト上にこれから、予約機能を組み込むことを検討するユーザー、社内システムにXMLを導入するユーザーを対象とし、商品化したもの。
 航空座席の空席照会・予約・運賃計算などサイトで利用する予約機能を導入することが可能で、アマデウス・ジャパンでは「中小規模の開発に最適のソリューション」としている。また、旅行会社以外にホテル、旅館、オンライン旅行会社のサイトにも予約機能を組み込むことも可能だ。導入に際して、アマデウス・ジャパンの専門チームがサポートするほか、XMLサーバの運営、管理も行う。なお、5月下旬に東京、大阪、名古屋で説明会を開催し、年内に20社の導入を目標としている。