アンジュー県、現地発フラワースクールが日本で発足、観光もアピール

  • 2005年4月22日
 アンジュー県のフラワーアーアレンジメントスクールのピヴェルディ・フランスは日本でピヴェルディ・ジャポンをこのほど発足、これを祝いアンジュー県観光局、フランス政府観光局の協力のもと、東京で記念パーティを開催した。アンジュー県観光局プロモーション担当のヴァレリー・キュグレール氏は「フラワーアレンジメントに関する文化の交流が両国の架け橋となることを願う」と語り、花に加え、ワインの産地でもあるほか、県に広がるブドウ畑や歴史ある建築物など、豊富なデスティネーションの魅力を紹介した。
 ペイ・ド・ラ・ロワール地方の園芸生産量の65%を占めるアンジュー県は園芸関連の企業が450、栽培面積が4万5000ヘクタールあるなど、フランスの園芸生産において第1位の県だ。ロワール地方のドゥ・エ・ラ・フォンテーヌで毎年7月、「アート・フローラル国際コンクール」を開催している。これは花の表舞台への登竜門として有名で、世界各国から選抜された未来を夢見るフラワーアーティストが集う。日本では4月29日、30日、5月1日の3日間、東京のホテルグランパシフィックメリディアンで「メリディアン・カップ」を実施、日本代表チームの選抜、および参加作品の一般公開を行う。