TAT、パッチャーニラック・サワッディー氏が東京事務所長として着任

  • 2005年4月21日
 タイ国政府観光庁(TAT)東京事務所長にパッチャーニラック・サワッディー氏が着任している。タイへの日本人訪問者数は昨年120万人程度を記録しており、サワッディー氏はTATの今年の目標として136万2000人を掲げる。昨年末の津波の影響で旅客数はV字回復には至っておらず、タイ国際航空の日本/プーケット間の搭乗率は30%を推移している状況。ただし、昨今の反日デモの影響から、団体旅客がタイへ旅行先を変更する動きもあり、今後の動向に注視する考え。
 また、サワッディー氏が考えるタイの魅力はビーチ、スポーツ、文化の3本柱で、これを軸にロングステイ、ウエディング、メディカルツアー、エコツアーなどを促進する。また、デスティネーションとしてはチェンライなど、タイ北部を今以上に紹介したい考えだ。なお、サワッディー氏の前職はTAT本局でアシスタント・ディレクター・オブ・マーケティングを勤めていた。