スペインのカスティーリャ・イ・レオン州、質の高い旅の提供を目指す

  • 2005年4月12日
 スペインのカスティーリャ・イ・レオン州副首相のトマス・ヴィヤヌエバ氏を筆頭にプロモーション団がこのほど来日し、東京で観光プレゼンテーションを実施した。プロモーション団は4月10日から16日まで愛知万博で展開している「カスティーリャ・イ・レオン週間」のために訪れ、州のパビリオンではオーディオ・ビジュアルを用いて州の芸術や歴史遺産について紹介している。カスティーリャ・イ・レオン州副首相のトマス・ヴィヤヌエバ氏は「これまで以上に観光業に力をいれていきたい」と意欲を示すと共に、「質の高い旅を提供していく」と今後の方針を述べた。特に、グルメと語学留学の受け入れ、および自然や芸術の魅力を積極的にアピール。カスティーリャ・イ・レオン州では7ヶ所で、ユネスコ世界遺産登録されている。ブルゴスの大聖堂やメドゥウス自然公園などがその一例だ。そのほか、今年は有名騎士道物語の「ドン・キホーテ」刊行400周年を迎えることから、これに関わる様々なイベントが開催する予定だ。