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北京、上海、広東から3年以内に68%が日本訪問、インフォプラント調査

  • 2005年4月1日
 インターネットリサーチサービスを展開するインフォプラントがこのほど実施した中国における海外旅行の調査によると、77.0%が海外旅行経験ありと回答、行き先は日本、韓国、朝鮮の3ヶ国が44.6%であった。これは北京、上海、広東に在住する世帯月収4000元以上、25歳男女のインターネットユーザー300人の回答結果。デスティネーションとしては東南アジア諸国が24.2%、西ヨーロッパ諸国が11.9%、香港・マカオが9.1%、オーストラリア・ニュージーランドが4.3%と続く。
 海外旅行に行く動機は「経済的余裕ができたから」という回答が最多の59.7%を占め、「旅行費用が手ごろ」というのが46.0%、「中国以外の国を一度見てみたい」が31.9%で続いた。また、海外旅行でしたいことは「その地域の有名な自然風景を見る」が37.2%、「史跡・歴史的建造物を見る」が21.1%、「美術館・博物館に行く」が13.8%と続いている。
 また、日本に限った質問では「1年以内に行く」が39.3%、「3年以内に行きたい」が29.7%と、2つを合わせ68.0%と高い関心を示している。また、その旅行動機は温泉に入るが44.5%で、25歳から29歳の男性が50.0%、35歳から39歳の男性で67.6%、女性の40歳から44歳が58.6%と特に高い動機になっている。また、有名な自然観光を楽しむが43.4%とこちらも強い動機付けになっており、こちらは年齢層、男女共に幅広く興味を喚起しているようだ。