成田、2月の国際線日本人旅客は5%増、全体でも訪日旅客で好調

  • 2005年3月29日
 成田国際空港によると、2月の国際線日本人旅客数は5%増の147万9365人であった。また、旧正月が2月にずれ込んだこと、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)でようこそWEEKSを開催するなどの好材料が重なり、外国人旅客数は17%増の62万9957人。国際線全体の旅客数は7%増の236万408人である。また、国際線旅客便の発着回数は2%増の1万1216便である。
 このうち路線別の旅客数は中国線が38%増(発着回数:7%増)で旧正月のプラス材料を強く反映した。また、東南アジア線は10%増(同:4%増)、オセアニア線は3%増(同:1%減)、韓国線は3%増(同:2%減)、欧州線は1%増(同:3%減)、グアム線が2%減(同:4%減)、太平洋線は4%減(同:3%増)となった。太平洋線は減少しているものの、昨年はうるう年であり、平均的に3%から4%の減少要因を勘案すると、昨年並みの旅客、発着回数の範囲内を推移している。