ワタベ、グアムで9月に邸宅風独立型のレセプション会場を新設へ

  • 2005年3月28日
 ワタベウェディングは9月、グアムに初めてとなる直営のレセプション施設を開設する。これは邸宅風の独立型会場の「テ・キエロ(Te quiero)」。ワタベの海外挙式動向調査によると、2004年のグアム挙式数は1万500組と海外ウエディング市場の2割を占める人気の挙式地で、多くの人が集まるためにパーティの需要も増加する傾向。平均参加人数が8.6人(過去5年間)と他の挙式地と比較しても高いことも、現地でパーティを開くニーズを生んでいるようだ。ワタベはこれまでレストラン会場と提携を進めてきたが、新施設の開設により、選択肢の多様化を図ると共に、需要の促進を図る。
 なお、「テ・キエロ」は「あなたが好き」という意味で、チャモロ語の語源となるスペイン語。施設は水と光の演出をコンセプトとして、ピンク、白、黄色など青い海に映える外観。バンケット会場は3室で、全て完全独立型となっており、それぞれがタモン湾を望むことが出来る。ワタベでは初年度の取扱組数として700組、売上は100万ドル(約1億1000万円)を想定している。