フランス・ドイツ、コモンハウス設置し4月14日まで両政観が観光紹介

  • 2005年3月24日
 フランスとドイツは愛・地球博において、共同プロジェクトのコモンハウスを設置し、フランス、ドイツの両政府観光局は4月14日まで、共同の観光紹介コーナーを開設する。コモンハウスは3階建てで、ブティックやテンポラリー展示、レストランなどが入る。パリの3ツ星レストラン「ル・グラン・ヴェフール」のシェフであるギィ・マルタン氏が、3階で本格派フレンチ・レストランを提供する。
 フランス館のメインテーマは「人と自然との関係」、映像主体の発表。イマージョンシアターでは1辺18メートルのキューブ型シアターが高画質映像を12のビデオプロジェクターを使って映写、最大324平方メートルの画像を天井に映し出す。そのほか、地球温暖化を食い止める温室効果ガス削減に取り組む地方都市圏について、テレビゲームなどを交えて紹介。ルイ・ヴィトンのコーナーは、「自然と共生する創造」を目指す企業精神を4分間の映像にまとめた。なお、フランス館の名誉館長には2003年度フランス親善大使として活躍した貴乃花光司親方が就任した。