HIS、GW出足良く前年比130%増で推移、積極的にチャーターも利用

  • 2005年3月18日
 エイチ・アイ・エスはこのほど、ゴールデンウィーク期間(4月27日から5月8日)の海外旅行動向をまとめた。今年は曜日配列がよく、最大で10連休と長期休暇となることから出足も好調のようだ。HISでは1月20日に商品を発表し、受付を開始しており、3月15日現在で前年同日比130%増と予約に勢いがあるようだ。このうち、ツアーおよび航空券の販売をあわせた人気デスティネーションは1位がハワイ、2位がグアム、3位がニューヨーク、4位がバンコク、5位がソウルだ。以下、順にバリ島、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、ラスベガスと続く。大型連休となることから、アメリカ・ニューヨークやヨーロッパのロンドン、パリなどロングホールの予約も好調に推移。さらに、ハワイ、グアム等も旅行先が分散されていることから比較的、席が取りやすいとしている。
 なお、HISはゴールデンウィーク期間に羽田発着のチャーター便利用商品でハワイ、グアム、セブ島、ソウル行き、成田発着でカンボジア、ミャンマー行きを設定している。これは昨年の10本から24本へと大幅増とし、総勢3000名の送客を見込む。このうち、ミャンマーについてはHISでははじめてとなる成田発着のツアーだが、カンボジアと合わせ、スパなどでの癒しを目的とする旅行も増えているという。