政府、マカオに査証免除、3月25日から適用へ

  • 2005年3月16日
 外務省は、マカオ特別行政区(SAR)旅券所持者に対する査証免除の措置を3月25日から適用する。政府はこのほど、在香港総領事館を通じ、マカオ特別行政区政府に査証の免除に関する口上書を発出。SARが発行する旅券を所持するマカオ居住者は、90日以内の短期滞在を目的とする場合、日本入国に査証が必要無くなる。これにより、日本とマカオ間の人的交流が拡張し、愛・地球博への来場者増加に繋がる見通しだ。
 このところ、政府は近距離圏のアジア諸国に対する査証関連の措置を展開している。昨年4月、香港に対する査証免除、韓国・中国人訪日修学旅行参加者の査証免除、中国人訪日団体観光旅行の査証発給対象地域を拡大。また、愛・地球博の2週間前となる3月11日から台湾についても査証免除の措置を議員立法で施行している。