主要50社、1月の総取扱額は復調、海旅は順調も低価格化が際立つ

  • 2005年3月10日
 主要旅行業者50社の1月の総取扱額は前年比7.3%増の3625億6122万5000円となり、先月の前年割れから回復した。 海外旅行取扱額は対象48社中42社が前年比で増加となり、先月の23社が前年減を記録した状況から復調し、16.6%増の1631億4323万3000円、03年比でも11.2%増と好調。方面別でもインド洋沖地震・津波等の影響のある地域を除き、概ね好調のようだ。なお、主催旅行では取扱額が5.2%増の541億5217万1000円、取扱人数は24.1%増の41万4120人となり、低価格化が一段と際立った模様。取扱額の上位5社はジェイティービー、阪急交通社、エイチ・アイ・エス、ジェイティービーワールドバケーションズに加え、日本旅行が顔を出した。伸び率では阪急交通社は45.8%増、トラベルプラザインターナショナルは42.3%増、日新航空サービスは38.4%増、ジェイティービービジネストラベルソリューションズは38.3%増、新日本トラベルは37.7%増の順。
 なお、国内旅行は0.7%増の1979億4749万5000円、このうち主催分の取扱額は11.8%増の586億2357万3000円、取扱人数は4.4%増の260万9076人となり、単価は上昇。また、外国人旅行は4.3%増の14億7049万7000円、主催分の取扱額は18.2%減の9450万3000円、取扱人数は4.4%減の6532人であった。