近ツー、1月総取扱額は6.4%増、海外旅行は26.5%増と好調

  • 2005年3月2日
 近畿日本ツーリストの1月の総取扱額は前年比0.5%増の267億1779万4000円であった。ただし、国内・海外主催旅行の計上基準の変更のために生じた異常値を修正すると、前年比は6.4%増となる。海外旅行は前年比26.5%増(修正値)の109億9399万8000円。特に個人旅行が年末・年始の需要を取り込み、123.1%増と好調であった。ホリデイは26%増(修正値)と堅調に推移。アジア、ハワイ方面が堅調で、中国、韓国、台湾、香港、インドネシアが大きく前年を上回った。ただし、スマトラ島沖地震の影響でタイは50%減、マレーシアは35%減となった。団体旅行は取扱件数が減少し、0.8%減と11ヶ月ぶりの減少。方面では各方面で前年を上回ったものの、タイが50%減、マレーシアが約30%減となっている。
 国内旅行は前年比4.9%減(修正値)の154億4506万3000円。団体は11.8%減の34億8326万1000円、メイトは北海道、九州、沖縄など遠距離が好調で約12%増(修正値)の75億2407万5000円、個人が17.3%減の43億4526万8000円。国際旅行は96.7%増の1億5659万9000円となり前月に引き続きプラス成長となった。