チロル州観光局、社交ダンスとマナー講座プランを設定、1000人を目標

  • 2005年3月1日
 チロル州観光局は今年、日本市場を対象にした社交ダンスレッスンと上流階級マナーレッスンを盛り込んだ滞在プランのプロモーションを強化する。チロル州観光局日本担当オフィス所長のモラス雅輝氏は「目標は1000人」と意欲を示す。社交ダンスのレッスンはオーストリアダンス教師協会の会長が運営するインスブルックのポーライダンス学校で実施。現在、参加者は若い女性が中心で、ホームページからの問い合わせも多いという。
 そのほか、昨年5月に日本人で初めてオーストリア国家公認料理マイスターを取得した神田真吾氏がプロデュースするスペシャル・ディナーやオーストリア料理レッスンなどが好評。「05年の上期の商品として現在、7社がツアーに組み込んでいる」など、注目を集める素材の一つとして紹介した。また、修学旅行のデスティネーションとしてレッヒをアピール。レッヒはこのほど、ヨーロッパの「アンタント・フローラル」という環境にやさしく美しい村を受賞するコンテストで金メダルを獲得したほか、オーストリア国家環境保護賞を複数回受賞しており、「環境保護と観光地開発の共存」というテーマで視察、研修グループも訪れているという。