ニュージーランド、今年の目標は15%増の19万人、8街道・分散化は継続

  • 2005年2月23日
 ニュージーランド観光局はこのほど、「8街道&滞在型ニュージーランドセミナー」を開催、今年の目標として04年比15%増の19万人を掲げた。この数年、展開する分散化を継続。具体的には、8街道を設定して周遊型旅行での訪問地の多様化を図ること、季節の分散として四季のそれぞれの魅力を引き続き訴えていく。特に、ベストシーズンとなる夏に集中する訪問者数をそれぞれの季節に分散すること、および、夏以外のシーズンの純増を図る。こうした中で、最近はオークランドやウエリントンでは食文化の質が向上し、質の高いB&Bやロッジが増えていることから、若い女性に対して、ゆったりと流れる時間を新たなニュージーランドとして提案する考えだ。
 また、セミナーに同席したニュージーランド航空(NZ)は、今年は日本就航就航25周年であることから、記念商品についてはパンフレットへロゴ掲載を行う。また、機材をアップグレードしており、B747-400型機のビジネスクラスのシートをレイフラットにアップグレードしているほか、エコノミークラスにパーソナルモニター設置し、旅客の快適性を増したことをアピール。また、上期の成田便は一部の関空経由便を直行便としたほか、地方施策として9月まで、名古屋/オークランド線を利用するツアーに国内移動の一部を補助することも紹介した。