フィリピン、3ヶ年計画でキャンペーンを展開へ、今年はマニラ・セブ島

  • 2005年2月17日
 フィリピン観光省(DOT)は2005年の観光客誘致キャンペーンとして、「ココドコ?キャンペーン」としてフィリピンの新イメージを打ち出す。上質なリゾートとしての新たなフィリピンのイメージの定着を目指し、3ヶ年計画でキャンペーンを展開する予定だ。このキャンペーンで日本の消費者にある潜在的なイメージを変え、女性層を中心とした旅行者を増やしたい考えだ。
 この手始めとして、2月19日の朝日新聞紙上の広告を皮切りに、全国紙、雑誌、テレビCMを展開。綺麗な風景を露出し、「ココドコ?」と場所への興味を抱かせ、フィリピンであることを印象付ける広告。キャンペーン・サイトも19日夜には開設する予定で、ここでも知られていないフィリピンを紹介する。
 今回のイメージは首都マニラの「シティリゾート」、セブの「アイランドリゾート」の2方向を訴求する。具体的にはマニラのショッピングやグルメ、セブ島でのスパなどを全面に、身近なリゾート感覚を醸成する狙い。このキャンペーンに合わせ、首都圏ではジェイティービーがルックJTBを別冊で展開するほか、関西でも旅行各社とタイアップ、3月25日の愛知万博においてもPRしていく考え。