日旅、12月の取扱額は11ヶ月ぶりの対前年減、海外増も国内で低調

  • 2005年1月31日
 日本旅行の12月の総取扱額は1.1%減の350億1709万1000円であった。総取扱額での減少は今年1月以来の11ヶ月ぶり。このうち海外旅行は5.3%増の112億7788万2000円。団体では教育旅行が引き続き前年比増を記録しているほか、マッハ・ベストツアーは8.7%増の35億3591万6000円、個人も5.4%増の28億411万7000円と順調。他社企画商品も堅調で20.6%増の14億1405万2000円となっている。好調な方面はアジア、中国としている。
 国内旅行は4.4%減の233億3717万7000円。団体は一般が0.3%増、教育が15.3%増と堅いものの、自社企画の赤い風船が14.2%減の59億1454万7000円、JR券が14.0%減の54億3212万7000円となり、個人では4.9%減の110億6746万1000円とブレーキをかけた形となった。なお、国際旅行は44.8%増の3億9134万2000円である。