国交省、成田・関空のトランジット旅客対象のツアーを実施へ

  • 2005年1月31日
 国土交通省は成田、および関西空港を利用するトランジット客を対象とする空港周辺の観光を促進する。両空港のトランジット旅客は成田空港は年間約300万人、関西空港は約23万人であり、欧米からオーストラリア、中国系アメリカ人の中国行きなどでは東京や関西での短期滞在も増えつつある。こうした観点を背景に2月中に、成田空港では国交省・千葉県等が主催し、トランジット客を対象に日本文化体験ツアーとショッピングモールへのツアー、関西国際空港では国交省と関空会社が主催するショッピングモールへのツアーを展開する。参加費も500円から1000円と手ごろな値段としている。
 なお、2月は「YOKOSO JAPAN WEEKS(ようこそWEEKS)」を展開するが、この期間中、法務省は日本の入国審査上において「笑顔でようこそ!」の机上ポップを審査ブースに掲示するほか、空港周辺ツアーに参加するトランジット客を対象とする専用ブースも設置する。