JALグ、2005年は韓国線を大幅増強、長距離路線への新機材導入も促進

  • 2005年1月20日
 JALグループは2005年度の路線便数と機材計画を策定した。国際線では経済発展の著しいロシア、VJC強化対象の韓国、台湾線で積極的に展開。特に韓国線は羽田/金浦線のチャーター便をDC-10型機からB747型機に大型化するほか、東京/ソウル線は週21便のうち週7便のダイヤを東京夜発、ソウル朝着に変更。さらに、大阪/ソウル線を週14便に倍増し、名古屋/釜山線では大韓航空(KE)とのコードシェアを週7便で運航し、午前発と午後発の体制を整えた。また、ヨーロッパへの長距離路線で最新鋭機B777-300ERを投入し、サービスの質を向上。「JAL NEW SKYSLEEPER SOLO」と「シェルフラット」を装着した機材の導入を促進する。イタリア線では週1便の東京発ローマ行きのモスクワ寄港を取りやめ、直行便を週3便で運航。東京/ミラノ便とあわせて、イタリアへ毎日、直行便を運航する。
 なお、2005年度末におけるJALグループの稼動機材数は、2004年度末より1機多い275機と計画している。