ベルリン3空港が統合、2010年の冬ダイヤから新空港がオープン

  • 2005年1月19日
 ベルリンに2010年、ベルリン・ブランデンブルク国際空港が開港する。これは現在のシェーネフェルト空港を拡張するもので、テーゲル空港、テンペルホーフ空港の3空港を統合するもの。2010年の冬ダイヤから供用を開始する予定だ。外国から空路でベルリンへ入る場合、フランクフルトやミュンヘンなどのハブ空港を経由することが多いため、統合により直行便の増加を図る。新空港には2本の滑走路を整備。特に長距離路線の誘致を進める方針で、シェーネフェルト空港には今年から、デルタ航空(DL)とコンチネンタル航空(CO)がベルリン/ニューヨーク線を開設する予定だ。
 空港には鉄道、高速道路が通っており、空港/ダウンタウン間は車で約30分。空港の敷地にはショッピングセンターをはじめ、オフィスなども入る予定で、3つの駐車場も設置する。現在の利用客数は3空港あわせて1450万人だが、当面は年間で2000万人の利用客を見込んでおり、将来的には3000万人から4000万人の利用を目指す。