旅専、地震後の正確な情報把握を要請、A&Aは支援ツアーを発売
海外・旅の専門店連合会(旅専)は1月20日、スマトラ沖地震後の現地情報の提供を目的に会合を開催、プーケットに現地支店を置くメンバー社のエー・アンドエー(A&A)が現在の状況を説明した。A&Aの代理店販売課・課長の小山進氏は「主催旅行のメインとなるパトンビーチは元に戻りつつある。コレラなどの伝染病も発生していない」と説明。その上で「メディアでは自然の驚異だけが羅列されている。しかし、自己責任で旅行に出かける旅行マーケットには現地の正確な情報が必要だ」と訴えた。A&Aではプーケット方面に関し、17ホテルを利用するコースで主催旅行を催行しており、オプショナルツアーもピピ島以外は実施しているという。
また、営業部長の中川正記氏は「安全が確認されれば戻ってくると思っている」として、そのためには一人でも多くの人に現地を見てもらう必要性を述べた。そこでA&Aでは一般向けに「プーケット島復興支援プログラムツアー」を設定。タイ国政府観光庁(TAT)やタイ国際航空(TG)の協力を得て、通常より安価なツアーを東京・大阪・名古屋発で計12本発売する。あわせて業界向けには2月1日から3月末日出発分までのモニターツアーを設定する予定だ(詳細は下記ホームページへ)。さらに、TATやTGが2月中旬に数100人規模の代理店向け研修ツアーを検討していることにも触れ、A&Aとして期待感を示した。
▽2005年度の旅専は業界内での認知度向上を目指す
旅専は事業の半分以上を専門地域・部門で占める中小の旅行会社の連合体。副会長の斎藤定光氏(イタリアン・地中海センター・代表)は、「一般消費者内の認知度は高い」と説明する。旅専自身のホームページや「トラベル・シー・オー・ジェー・ピー」など3つのポータルサイトへのバナー添付などの広報活動が奏功しているようだ。また、各社の顧客がパンフレットや店内で露出する「旅専」の赤いロゴマークを見て旅専を知り、他の会員会社の旅行を申込むという、相乗効果が表れている。ただし、「業界内ではそれほど知られていない」として、05年度は旅行博や旅フェスタへの出展やフォトコンテストなど一般向けの活動のほか、業界向けには昨年実施したようなセミナーを増やし、旅専として意見を投げかけ、プレゼンスを高めたい考えだ。会長の原優二氏(風の旅行社・代表取締役)は「大量送客が続く一方で、旅行の質の向上や安全への配慮、危機管理も問われる。今こそ専門エリアのある旅行会社が前に出ていきたい」と意気込みを語り、メンバーの拡充についても意欲を示した。
※21日付けの日刊トラベルビジョンにおいて、「1月21日に会合を開催」と記載しておりますが、「1月20日」の誤りです。訂正を致します。
また、営業部長の中川正記氏は「安全が確認されれば戻ってくると思っている」として、そのためには一人でも多くの人に現地を見てもらう必要性を述べた。そこでA&Aでは一般向けに「プーケット島復興支援プログラムツアー」を設定。タイ国政府観光庁(TAT)やタイ国際航空(TG)の協力を得て、通常より安価なツアーを東京・大阪・名古屋発で計12本発売する。あわせて業界向けには2月1日から3月末日出発分までのモニターツアーを設定する予定だ(詳細は下記ホームページへ)。さらに、TATやTGが2月中旬に数100人規模の代理店向け研修ツアーを検討していることにも触れ、A&Aとして期待感を示した。
▽2005年度の旅専は業界内での認知度向上を目指す
旅専は事業の半分以上を専門地域・部門で占める中小の旅行会社の連合体。副会長の斎藤定光氏(イタリアン・地中海センター・代表)は、「一般消費者内の認知度は高い」と説明する。旅専自身のホームページや「トラベル・シー・オー・ジェー・ピー」など3つのポータルサイトへのバナー添付などの広報活動が奏功しているようだ。また、各社の顧客がパンフレットや店内で露出する「旅専」の赤いロゴマークを見て旅専を知り、他の会員会社の旅行を申込むという、相乗効果が表れている。ただし、「業界内ではそれほど知られていない」として、05年度は旅行博や旅フェスタへの出展やフォトコンテストなど一般向けの活動のほか、業界向けには昨年実施したようなセミナーを増やし、旅専として意見を投げかけ、プレゼンスを高めたい考えだ。会長の原優二氏(風の旅行社・代表取締役)は「大量送客が続く一方で、旅行の質の向上や安全への配慮、危機管理も問われる。今こそ専門エリアのある旅行会社が前に出ていきたい」と意気込みを語り、メンバーの拡充についても意欲を示した。
※21日付けの日刊トラベルビジョンにおいて、「1月21日に会合を開催」と記載しておりますが、「1月20日」の誤りです。訂正を致します。