カナフォン、アメリカ行き旅行者向けの携帯電話レンタル事業を本格展開

  • 2004年12月21日
 カナフォンは昨年11月から日本発の旅行者を対象として、アメリカにおける携帯電話レンタルサービスを本格的に開始した。カナフォンの最大の特徴はアメリカの携帯電話でありながら、日本語のメールに対応した点。日本の携帯電話キャリアと比較してもメール送信は1件50セントと料金が大幅に安い。また、日本への国際通話についても1分2ドル99セントと価格競争力は高い。日本国内の空港において受け渡しが可能で、成田、関空では既に開始しており、中部において体制を整えていく。
 これ以外にも、日本語のカスタマーサポートやテクニカルサポートを備えるほか、旅行中の病気などに対応する日本語ドクター情報サービスを展開。これは、音声メッセージから日本語を話す医師との直接通話が可能となっており、個人旅行から出張、ツアー参加時の万全のサポートとなる。さらに、サポート機能は現地警戒レベルの確認のほか、旅行代理店から利用する顧客へカナフォンを通し、イベントの案内やお知らせ等の送信も可能だ。