冬ボーナス、旅行は使途の第6位、行き先は韓国人気高く、マクロミル調査

  • 2004年12月20日
 インターネット調査会社のマクロミルはこのほど、関東圏の会社員20代から50代を対象とする冬のボーナス額、使い道について調査した。これによると、平均支給額は前年比0.33%減の68万6000円(モデル年齢39.5歳)であった。また、この使い道は複数回答で「貯金」が61.8%が最も高く、平均で27万4000円を貯蓄に回す結果であった。また、以下の順位は「ローンの返済」が41.1%、「家電を購入」が31.7%、「衣服を購入」が25.0%、「日常の生活費」が24.1%、「旅行」が20.6%、「教育費や学費」が15.1%となっている。貯蓄やローン返済が先決で、消費行動が二の次であるという社会的な流れも反映している結果だ。
 なお、旅行に限ると、国内旅行は58.2%、海外旅行は37.3%の割合で予定していると回答。性別で国内旅行は男性60.2%、女性54.4%、海外旅行は男性32.3%、女性47.1%となっている。また、女性の海外旅行の予定がある中で、年齢別に見ると30代は46.8%、40代が42.6%と高く、50代が31.3%、20代が30.5%と続く。また、男女とも行き先別の人気順位は韓国が第1位となり、韓流ブームを作り出す女性層の元気さが表出する結果となっている。なお、行き先は順に中国、東南アジア、ヨーロッパ、グアム・サイパン、オーストラリア、ハワイ、アメリカ・カナダとなっている。