TIJ、経団連とツーリズムサミットを共催、エンタ/観光は表裏の関係
日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)は7日、日本経済団体連合会と共同でツーリズムサミット2004を開催した。冒頭、TIJ会長の舩山龍二氏は今後のツーリズム産業の課題として、サービスインフラの改善を官民それぞれ、あるいは共同で展開すること、そして魅力あるソフトの開発とその維持、受入れ側のホスピタリティの醸成などを課題としてあげ、観光立国の推進を唱えた。
基調講演で角川ホールディングス代表取締役社長兼CEOの角川歴彦氏は「エンタテイメントビジネスと観光はコンテンツとして共通するところがあり、互いに訪れたい、働きたい、憧れなどを生み出す表裏の関係である」と強調。観光から見たエンタテイメント・コンテンツは「冬のソナタ」を代表に集客力も高く、「風景に意味を持たせることで付加価値を高め、知的好奇心を充たすために人は動く」と指摘する。また、これまで自身が携わってきた東京国際映画祭を引き合いに、雰囲気を盛り上げるために公道にレッドカーペットを敷くなどで演出するものの、規制などを越えながら集客力の高いイベントを育てる過程を披露。2010年に1000万人の訪日客を達成するに当たり、キャラクター・ロボット博覧会の開催も日本の魅力をアピールする良い機会となるなど、経団連で話題となる事柄についても支持を表明した。
基調講演で角川ホールディングス代表取締役社長兼CEOの角川歴彦氏は「エンタテイメントビジネスと観光はコンテンツとして共通するところがあり、互いに訪れたい、働きたい、憧れなどを生み出す表裏の関係である」と強調。観光から見たエンタテイメント・コンテンツは「冬のソナタ」を代表に集客力も高く、「風景に意味を持たせることで付加価値を高め、知的好奇心を充たすために人は動く」と指摘する。また、これまで自身が携わってきた東京国際映画祭を引き合いに、雰囲気を盛り上げるために公道にレッドカーペットを敷くなどで演出するものの、規制などを越えながら集客力の高いイベントを育てる過程を披露。2010年に1000万人の訪日客を達成するに当たり、キャラクター・ロボット博覧会の開催も日本の魅力をアピールする良い機会となるなど、経団連で話題となる事柄についても支持を表明した。