JATAなど、TravelXML1.2.1に更新、Webサービス実証実験の成果を反映

  • 2004年11月30日
 日本旅行業協会(JATA)はXMLコンソーシアムと共同開発する各種旅行商品取引の標準規格「TravelXML」において、8月の勧告案であるバージョン1.2の最新版として「TravelXML1.2.1」を公開した。これはTravelXML1.2にTravelXML利用Webサービス実証実験プロジェクトの結果を反映したもの。特に電子商取引におけるWeb技術として、同期/非同期、セキュリティ等を実態の旅行ビジネスの現場に即すよう架空の商品を設定した取引で実証した。
 なお、この第二フェーズは今後、(1)「パッケージツアーの商品内容データの標準仕様」、(2)「海外宿泊施設・観光施設からの施設情報・渡航手続・見積/タリフデータ類の標準仕様」について年度末を目処に開発を進める。