STB、デンマークの業務視察受入れ強化でプロモーションを展開へ

  • 2004年11月22日
 スカンジナビア政府観光局(STB)はデンマークの業務視察受入れ体制強化に伴い、今後、企業のオーガナイザーを中心にプロモーションを積極化する。これは先月、デンマークで設立された「グリーンベルト・デンマーク」の日本における窓口として、STBが機能するもの。STBはオーガナイザーに対し、視察先の選択肢を拡充、質の高い視察先を提案することを目的に、「グリーンベルト・デンマーク」のプロモーションを展開する。
 グリーンベルト・デンマークは、約260社の自治体、企業、公共団体などが出資する組織「グリーン・シティ・デンマーク」が母体。グリーン・シティはこれまで、環境対策に関する技術やノウハウを国内外へ紹介、技術移転を促進する活動を展開しており、グリーンベルトはグリーン・シティのネットワークを発展的に利用する。特に、廃棄物のリサイクル、エネルギーの再生方法、下水処理システムなど、環境対策に関するプログラムにおいて、海外からの視察団受入れ専用窓口として活動する。