海外旅行のネット利用、宿泊とエアの組み合わせが増加、使い分けも徐々に

  • 2004年11月17日
 インターネットを利用したリサーチ事業などを展開するアイブリッジは、インターネット利用者300名から「海外旅行におけるインターネット利用」の調査結果を公表した。これによると、インターネットでの情報収集後の予約手段について、「オンライン予約・購入経験が無い」が78名の43.1%と最も多い回答。次いで、「宿泊先の予約のみ」が53名の29.3%、「宿泊と国際線チケットの予約・購入」が32名の17.7%、「国際線チケットの予約・購入」が18名の9.9%となった。この結果では前年の同調査と比較すると、宿泊と国際線チケット、国際線チケット単独の購買の比率が逆転し、消費者が素材を各自で組み合わせて、海外旅行に出かける姿が浮かんでくる。
 また、サイトの利用法について国内旅行と海外旅行で大きな違いは「特に無い」の回答が最も多い。ただし、国内は旅行会社サイト、海外は格安チケットのサイトという使い分けをする、あるいは、パンフレットとインターネットを比較しながら購買に至るなどの行動も寄せられている。こうしたことから、各個人のニーズや目的に合わせ、使い分けをする様子も伺える。