ワタベウェディング、中間決算は増収増益、海外挙式取扱組数は11%増

  • 2004年11月12日
 ワタベウェディングの平成17年3月期中間連結決算(平成16年4月1日〜9月30日)は、売上高は前年比41.5%増の126億8200万円、営業利益65.6%増の6億5800万円、経常利益は240.1%増の7億6000万円、中間純利益は450.9%増の5億7000万円である。今期は国内挙式の増強として沖縄、函館などで海外挙式のテイストを加える施設を開設したほか、目黒雅叙園の経営権取得に伴う総合的なブライダルサービスの提供を開始。また、海外では9月に南太平洋タヒチに出店し、海外挙式の多様化にも対応している。
 このうち海外挙式の取扱組数は10.8%増。ハワイは9.2%増、ミクロネシアが20.2%増、オセアニアが1.2%減、北米は26.4%増、ヨーロッパが0.7%減となり、ハワイ、ミクロネシアの挙式数は順調に推移、欧州はパリで増加するものの、他の地域は減少する傾向もある。なお、北米はカナダの82.1%増が牽引し、大幅増を記録したものの、ワタベでは「回復途上」とコメントしている。なお、今年度の海外挙式組数は約4万5000組と予想している。