JTBF、旅行者動向を刊行、スポーツ観戦旅行の意欲が米、伊に高まる
財団法人日本交通公社はこのほど、昨年までの日本人の国内、海外旅行の意識、行動を調査した「旅行者動向2004」を取りまとめた。これは全国の約4000人の消費者を対象にアンケートを実施したもの。
これによると、2002年10月から2003年9月までの国内宿泊観光リクレーション旅行の行き先は、北海道が7.2%(前年:6.3%)でトップ、以下、長野が6.8%(前年:7.1%)、東京が5.0%(前年:4.1%)、静岡が4.9%(前年:5.6%)、千葉が4.6%(前年:3.7%)となった。今回の調査で東京が3位に浮上し、商業施設や娯楽施設が相次いで開業し、都市観光の魅力増加が順位上昇の理由と見られる。
このほか、「行ってみたい旅行タイプ」は温泉旅行が53.5%と調査開始以来、トップを守ったほか、「スポーツ観戦」が1999年の8.8%、2001年の10.2%、2003年の12.8%と年々増加する傾向にある。このスポーツ観戦の旅行先としてはアメリカ本土が39.4%で最も高く(2001年:27.4%/1999年:19.4%)、イタリアが13.1%(2001年:12.9%/1999年:10.3%)、東京都が12.4%(2001年:24.4%/1999年:21.8%)となる。アメリカは大リーグ、イタリアはセリエAでそれぞれ日本人が活躍することが、増加の原動力となっているようだ。
これによると、2002年10月から2003年9月までの国内宿泊観光リクレーション旅行の行き先は、北海道が7.2%(前年:6.3%)でトップ、以下、長野が6.8%(前年:7.1%)、東京が5.0%(前年:4.1%)、静岡が4.9%(前年:5.6%)、千葉が4.6%(前年:3.7%)となった。今回の調査で東京が3位に浮上し、商業施設や娯楽施設が相次いで開業し、都市観光の魅力増加が順位上昇の理由と見られる。
このほか、「行ってみたい旅行タイプ」は温泉旅行が53.5%と調査開始以来、トップを守ったほか、「スポーツ観戦」が1999年の8.8%、2001年の10.2%、2003年の12.8%と年々増加する傾向にある。このスポーツ観戦の旅行先としてはアメリカ本土が39.4%で最も高く(2001年:27.4%/1999年:19.4%)、イタリアが13.1%(2001年:12.9%/1999年:10.3%)、東京都が12.4%(2001年:24.4%/1999年:21.8%)となる。アメリカは大リーグ、イタリアはセリエAでそれぞれ日本人が活躍することが、増加の原動力となっているようだ。