成田・関空、冬ダイヤの国際線旅客便は増加へ、旅客動向も堅調に推移

  • 2004年10月28日
 成田国際空港、関西国際空港の国際線冬ダイヤがこのほど、まとまった。これによると、成田の発着回数ベースで前年比4.6%増の2790回、関西空港は週間の旅客便数が552便、貨物を合わせ前年比7.9%増の686便と冬期の過去最高の計画となる。このうち、成田はノースウエスト航空(NW)が米中航空協定の締結を受け、デトロイト/広州線で成田発着が増加するほか、全日空(NH)のバンコク線がダブルデイリーとなる予定だ。関空は11月に厦門航空(MF)、12月にエアーパラダイス・インターナショナル(AD)の新規就航に加え、中国国際航空(CA)の深セン線の新規、エジプト航空(MS)のルクソール線の開設を予定している。

▽9月の成田、関空の旅客動向
 また、成田の9月国際線旅客数は前年比10%増の271万2981人、このうち日本人旅客は16%増の187万3901人。国際線旅客便の発着回数は前年比10%増の1万1999回であった。また、関西空港の9月国際線旅客数は前年比18%増の96万4100人、国際線旅客便の発着回数は15%増の4824回となっている(数値はいずれも速報値)。