AA、来年4月から名古屋/シカゴ線をデイリー運航、中部の北米便が充実

  • 2004年10月19日
 アメリカン航空(AA)は来年4月から、名古屋/シカゴ線をデイリー運航する。使用機材はボーイングB777型機で、座席はファーストクラス16席、ビジネスクラス35席、エコノミークラス185席の総236席。乗継便についてはコードシェア提携を結ぶ日本航空(JL)の国内路線のほか、キャセイパシフィック航空(CX)が運航する香港/名古屋線などとのネットワーク効果を見込む。このほか、名古屋線で利用する機材には大きめの貨物専用スペースを確保することで、自動車関連の部品輸送の需要を狙う。AAは中部地区への就航は初めて。
 なお、中部国際空港発のアメリカ本土への路線は2005年6月以降、ユナイテッド航空(UA)のNGO/SFO線、ノースウエスト航空のNGO/DTW線と合わせて1日3便が運航する。これにより、北米路線の充実という課題が一部、解消されることとなる。

▽NGO/ORD線
AA026便 NGO 18時00分発/ORD 15時40分着
AA027便 ORD 12時45分発/NGO 15時45分着(翌日)