エイビス、OTAとパートナーシップ契約締結、商品造成の働きかけ積極化

  • 2004年9月30日
 エイビスレンタカーは10月1日から、オーバーシーズ・トラベル(OTA)と5年間のパートナーシップ契約を締結、OTAが日本総代理店として営業を開始する。OTAは15名で運営する予約センターを設置するほか、旅行会社への商品造成を働きかけ、下期からフライ&ドライブ商品を展開する。日本アウトバウンドでエイビスの市場シェアはハワイ、グアム、アメリカ本土を含む北米が約80%と多く、現段階ではこれらのデスティネーションにおいて旅行会社への商品造成を働きかける。また、ヨーロッパでは特にフランスでの利用が増加傾向にあり、今後の営業展開として強化する考え。
 エイビス・ヨーロッパ・アジア地区代表のエリック・ブラン氏はこれまでのジャパレンとの契約の終了について「オリックスが昨年10月にジャパレンを買収。オリックス側の以降として国内レンタカー市場の強化が念頭にあったこと」とコメント。「日本のアウトバウンドでのスペシャリストとしてOTAとの展開を図っていきたい」と語った。