インフィニ・トラベル・インフォメーションは10月5日から、インターネット接続を利用する新システム「INFINI LINX（インフィニ・リンクス）」を稼動する。インフィニ代表取締役社長の西?正次氏は「予約機能を中心に最新テクノロジーを導入し、インターネットを最大限に利用するシステム。航空会社、旅行会社の方々から意見を頂戴して、使いやすさを盛り込んだもの」とし、「旅行会社とお客様、インフィニと『リンク』するシステムへ育てて頂きたい」と語る。なお、当面は「INFINI Webtop」からの移行、中規模の旅行会社への導入を促進したい考えで、1年で6000IDの導入を目標とする。
　新システムの開発のポイントは3点。（1）システムの利用者の習熟度やニーズの多様化に合わせた使いやすさ、（2）航空座席の流通における運用等での変化に柔軟に対応すること、（3）コスト、運用、スペース等の導入しやすい環境、だ。具体的にはポータルサイトとシステムの2画面で構成。ポータルサイトには航空会社のホストとの障害、復旧などを知らせる項目を新たに設置し、実務者に配慮。システムはコマンドモード、グラフィックモード、キューモードの3種類。特に「My GUI」機能は初心者から熟練者までシステムの利用状況に合わせたカスタマイズが可能となっている。