マリアナ、55歳以上の日本人対象に最長90日滞在可能とする法律施行

  • 2004年9月15日
 北マリアナ諸島連邦政府(サイパン・テニアン・ロタ)はこのほど、55歳以上の日本人を対象に北マリアナ諸島の滞在を最長で90日まで可能とする入国管理法の改正、6月24日から施行した。この制度は「Comity Entry Permits」と呼ばれるもの。55歳以上の日本国籍保有者が渡航前に手続きを行うことで90日までの滞在ができ、かつ、期間内であれば10日以内の出入国は申請許可を行うことなく、90日間の滞在を継続できるもの。夫婦で利用する場合、夫、または妻のどちらかが55歳以上であれば、90日間の滞在が許可される。許可証の申請は北マリアナ諸島・検事総長事務局、入国管理局に申請用紙を請求する必要がある。
 なお、北マリアナへの日本人訪問者数に占める55歳以上の割合は、2003年1月から12月が11.5%(3万7875人)、2004年1月から7月現在までの累計が13.4%(3万67人)となっている。