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フィンランド、オペレーター各社がサーリセルカにツアーデスクを設置へ

  • 2004年9月13日
 フィンランド政府観光局は9月9日から10日、今年で6回目となるフィンランドナイトを開催した。長野県小海町で主要旅行会社の企画、手配を中心とした担当者を対象にセミナー、ワークショップを1泊2日で行うもの。今年は現地からサプライヤー、観光局など19社が参加した。
 今冬から、各オペレーターがサーリセルカにツアーデスクを設置する。これはフィンランドへの日本人渡航者のFIT化に対応することが目的。2003年12月はラップランド宿泊者の主要31社からのパッケージツアー参加者が6割程度であり、4割が個人旅行で渡航と考えられている。これにより、FIT化が進むオーロラ観光、スノー・アクティビティのオペレーションに対応する考え。
 こうした状況を踏まえ、同観光局局長の能登重好氏は「夏と冬に集中する旅行商品だけでなく、春や秋に出発する商品の造成も働きかけたい」という。このため、需要の創造として位置づけるのは消費者向けのPR活動だ。例えば、9月27日から10月24日まで期間限定で東京都目黒区に「フィンランドカフェ」をオープンするほか、旅行会社へ配布するほか消費者向けパンフレットを書店で販売することで活性化を図る。