南ドイツ2州、セミナー、ワークショップを開催、最新情報を提供

  • 2004年9月9日
 南ドイツのバイエルン州観光局、およびバーデン・ヴェルテンベルク州観光局がこのほど来日し、旅行会社を対象にセミナー、およびワークショップを開催した。バイエルン州観光局のマネージング・ディレクターのリヒャルト・アダム氏は「2004年1月から5月までのミュンヘン空港の日本人到着者数は前年比21.8%増の7万3272人。同時期の日本人宿泊者数は前年比18.2%増の12万2543泊であった」と現況を説明。また、今後の旅行スタイルの一例として、ビアホールや醸造レストランで日中からビールを飲むというゆったりとした時間の過し方を提案。さらに、バイエルン州に数百以上開催されるクリスマス市の特徴を説明。特に、ユニークなものとしてプリーンのキームゼー湖にある湖内の島でクリスマス市を紹介し、クリスマスの時期に船で訪れる幻想感をアピールした。
 バーデン・ヴェルテンベルク州観光局のペーター・エンダーライン氏は旅の素材として、「黒い森」を北部、中部、南部の3地域に分け、各地のハイキングを提案。南のフェルトベルクとティティ湖周辺ルートでは、ハイキングの途中、その地方のケーキや生ハムを食べ、歴史ある水車などを見学するコース。北部は温泉保養地として有名なバーデンバーデン周辺のなだらかな高原のコース、中部はドイツで最も高低差のある滝を巡るコースなどを紹介した。
 なお、バイエルン州観光局は旅行会社向けにインターネット・ライブラリー、およびオンライン・セールスガイドを設置。利用時には、会社名、および名前を登録するとパスワードを入手でき、利用可能となる。詳細は下記ホームページへ。