観光活性化フォーラム
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T/C養成講座スタート、実受講者数389名、最多受講者は農協61名

  • 2005年8月31日
 日本旅行業協会(JATA)によると、9月1日から開始したトラベル・カウンセラー制度の第一段階である「トラベル・コーディネーター」(T/C)養成講座の実受講者数は102社389名の応募であった。全4科目の受講者延べ人数は1247人で、このうち66%が全科目を受講する。当初、実受講者数の目標は500名であったが、各社の今年度予算繰りが間に合わず、目標に至らなかった。ただし、JATAでは「ジェーティービー、近畿日本ツーリストについて社内の社員教育制度と類似することから調整中である」としており、JTBについては100名前後の受講者が加わる見込み。
 応募状況の内訳は、JATA、全国旅行業協会(ANTA)、日本添乗サービス協会(TCSA)の3団体の会員会社が100社。非会員の実人員は2名、学生や主婦の一般参加者は3名。会社別では農協観光からが最も多い61名となり、名鉄観光が52名、パシフィックツアーシステムズが51名と続く。男女比は男性が55%、女性が44%であり、年代別は30代が最も多い46%、40代が29%、20代が19%となった。地域別の応募者は東京、神奈川の申し込みが目立っている。