GVB、販売促進セミナーを開催、ウェディングや団体、シニア層に注目

  • 2004年8月17日
 グアム政府観光局(GVB)は旅行会社を対象とした販売促進セミナーを開催した。セミナーではウェディング、シニア層のほか、修学旅行などの団体旅行の動向を紹介。特にウェディングに関して、GVB営業部長の光森裕二氏は「2004年は9550組、2005年は1万組、2006年は1万200組の挙式数を目標にしている」と述べ、具体的な取り組みとして、先月実施して好評であった旅行会社でのウェディングフェアを今年中に東京、仙台、北海道などで計7回開催する方針だ。11月にはホテル日航グアム内に「クリスタルチャペル」、来年4月にはアガニャ湾に面する「セント・マリア・アレーナ・チャペル」がオープンするなど、ハード面からの需要の後押しにも期待がかかる。
 団体旅行は好調に推移。2003年8月から2004年6月まで実施したグループ・キャンペーンでは400組以上の計2万3129人が参加した成果があった。修学旅行も好調で、今年中に西日本地区から15校、東日本地区から4校の高校が訪れるという。傾向としては「グアム大学での授業参加するものが人気」で、今後はスポーツを通しての交流も推進する意向だ。そのほか、スポーツチームの合宿需要や短い飛行時間を利用した身体障害者のグループ旅行も増えているという。
 また、セミナーではブライダル会社クチュール・ナオコによるウェディング・ドレス披露会やワークショップを実施。ワークショップでは、ホテルやブライダル会社、ランドオペレーターなど17社が参加し、現地の最新情報を提供した。