カタルーニャ州観光局、芸術都市をアピール、近郊の観光素材も紹介

  • 2004年8月2日
 カタルーニャ州観光局がこのほど来日、州都のバルセロナを中心に観光素材を紹介した。カタルーニャ州観光局マーケティング・ディレクターのジョルディ・セカール氏は「博物館や教会のみならず、街全体が博物館のような街だ」と述べ、芸術色溢れるバルセロナについて語った。街中にたたずむモデルニスモ様式、アールヌーボー様式の建物やガウディ、ピカソ、ミロ、ダリをはじめとする芸術家の遺した作品が街に点在することから、魅力的な散策になることもアピールした。また、レジャー面もバルセロナ・オリンピック開催により施設が充実。オリンピック港周辺は、レストランやバルなどの施設が多くあり、夜間のひと時を楽しめるスポットとして紹介した。
 このほか、バルセロナ近郊には、モンセラ周辺のワインの生産地や修道院の見学、内陸部のカタルーニャ山麓には世界遺産の「ロマネスク様式教会群」などの素材が豊富だ。バルセロナを中心にカタルーニャ地方を含む旅行を促進する考えだ。